岡半流焼き方②割り下の使い過ぎに注意
そして、このタイミングで割り下を注ぐ。お肉の下側ひたひたより低いくらいの量がポイントとのこと。多いとすき煮となり岡半好みではないという。
ジュワーっという音と甘い香り、焼き色のついたネギと割り下に火が入っていく牛肉。食べる前から楽しませてくれます。
さあお待ちかね、火が入る頃合いに溶き玉子でいただきます。脂が甘い!ふわっと柔らかく口いっぱいにとろけます。食べて力が抜ける感じ?身も心もとろけた美味しさは初めての感覚です。
二鍋目からは火の通りにくい具から鍋に入れ、牛肉、割り下を繰り返して、いろんな具材と楽しみます。味が何層にも深まって絶品でした。
手引きに記された心遣いに料理を楽しむヒントがあった
最後に、手引きの一文からお店の心遣いと料理について胸打たれるものがありました。
料理とは ときどきに味の替わる ゆえに素晴らしきもの
『岡半本店 折詰寿樹焼 割り下添へて』
料理の味はレシピ通りの完璧を求めていました。それが正解で一番美味しいと思っていたから。でもそれがすべてではないことに気づかされる言葉です。もちろんレシピは基本に、忠実に。そこから自分なりに想像力や柔軟性を働かせ、旬のものを取り入れたりアレンジすることで新たな発見や料理の楽しさを生んでくれるものだと思いました。料理や食事を楽しむことを大切にしていきたいです。
味が替わることはすべてだめだということではないんだと思うと、気を楽にして今日もごはん作りに取り掛かれます!ごちそうが続いたので、今日からはいつも通り!よく動いて美味しいごはんを楽しもう。
暮らしが好き、ていねいな暮らしを目指している主婦YUKI❄です(*^^*)
新潟県で夫とふたり暮らしをしています。
このブログでは暮らしを彩る好きなもの、好きなことを紹介しています。