未来がわかる不安と怖さの中で、二人は距離を縮めていく
自分の未来がわかったら、それが良くないものだとしたら・・・受け入れきれない恐怖と不安に満ちて、今を生きることすら怖くなると思う。知っていれば対策できるかもしれないけど、私は臆病だから知らない方がわくわくするし幸せなのかも。
そんな中、平野が志織の誕生日にプレゼントを渡すシーンがあるのです。
「北村さんが笑ってくれるととても嬉しい」「今日が最後にさせない。来年も再来年も、絶対に誕生日がきます。信じてください、大丈夫」
不器用な平野のギャップにやられた!!こんなの告白と一緒じゃん!!大人な年齢なんだけど、初々しさも垣間見られたシーンできゅんとした。
自分の気持ちに正直に生きることを決断したが、平野は―
調べるにつれて、シラノ=大学時代の交際相手(真一)と推測。探していた真一がタイミング良く、同じマンションに越してくる。志織と再会した真一は復縁を迫る。真一はシラノであれば一緒にいることで辻褄が合うのかも。
だが、志織が選んだのは平野だった。未来がわかっていても、平野と一緒にいたいと告白するが、「いい加減にしてください。小説を書こうと思っていただけののに本末転倒だ」平野は感情的に振ってしまう。
一年後再会する 自分の気持ちに正直に生きること
一年後、志織は海に向かい奇跡が起きなければ消える覚悟でいた。すると一本の電話が。
「僕は間違っていました。シラノは僕だった。厄介な時間の壁をようやく越えられそうです」未来の声は平野だった。彼は卵の殻を破る覚悟をもって、自分を信じて小説を書いた。初めて自分の気持ちを正直になり続け、運命の日に新人賞を受賞していた。
志織が平野を見つける前に、平野は志織に一目惚れしていた。その恋を見つけた日から物語が始まっていた
―自分の気持ちに正直になるって、大人になればなるほど難しい気がする。配慮だと思っていたけど、自分を守ることの方が大きいのかも。タイムリープを理解、受け入れることが難しかったが、正直に生きることの大切さを学んだ映画だった。
暮らしが好き、ていねいな暮らしを目指している主婦YUKI❄です(*^^*)
新潟県で夫とふたり暮らしをしています。
このブログでは暮らしを彩る好きなもの、好きなことを紹介しています。